間引くという対話
満開の梨の花を、一つずつ間引いていく朝。
枝葉末節は些末なことと切り捨てられがちだが、神は細部に宿るという言葉もある。 わたしの場合だがこの樹の花を全体的に間引いていく。これらの積み重ねで根幹は充実していくのだからどちらも大事だ。
要はどこにフォーカスしているかの話になる。芸術としての園芸なら細部に美しさを見出せるし、仕事ならどこから手をつければ効果的/効率的に進められるかということ。 この時期何もせず昆虫に任せることもできるが不確定要素も多い。結実するかどうかは置いておいて、やるだけはやった。
すなわち人事を尽くして天命を待つの境地でいた方がさっぱりするとわたしは思う。